将来起こりうる「危機」

必ず起こる危機から家族を守るためにできることってなんだろう
近い将来、発生すると言われている「南海トラフ地震」。
想定される最大クラスの地震と津波により、静岡県を中心に、東日本大震災の10倍以上の規模となる被害が推計されています。死者は最大231,000人
怖い自然災害、恐ろしい核・ミサイル・・・
あなたは、大切な家族をどうやって守りますか。
※政府の地震調査委員会による推計
南海トラフ大地震の被害が最大となる場合の都道府県別死者数
※冬の深夜、風速毎秒8メートル、避難が遅れたケース
内閣府公表:
最大死者予想人数23.1万人(世界的最大級)
過去100年、日本の災害での死者約185,200人。
広島の原爆による死者数263,945名(平成21年)
地球温暖化による海面上昇
出展:温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト
(http://www.jccca.org)より

海面水位は今世紀末には1986-2005年と比較して最大82cm上昇が予測されています。北極などにおける海氷の変化は1979-2012年の期間で10年あたり3.5~4.1%の割合で減少しており、今後も減少傾向は続くと予測されています。そして既に海面上昇の影響でツバル諸島の一部ではオーストラリアへの移住が始まっています。

見つけ出した答えは「守る」ということ

「命を守る避難シェルターのある家」をつくること
東日本大震災の後、静岡県浜松市の自宅の危険性を調べてみると、近い将来必ず発生するといわれる「南海トラフ地震」で、16mの津波が到達し、多数の死者が出ると予測されている場所でした。
私は家族を守るため、避難シェルターの設置を考えました。
調べると、非常に高額なうえ、火災への備えなど私の求める品質が満たされていません。
一般的な会社員でも買える高品質なシェルターが存在しないなら、自分で作ろうと決意。
開発に試行錯誤するなか、専門家の方々にも賛同いただき、避難シェルター付き住宅や、屋外シェルターが完成しました。

あらゆる危機を想定した「開発」

地震対策実験
上記右表の値は、30Hz以上の高周波成分について、フィルター処理を行った波形の最大値を読み取った値です。
津波対策実験
ゲージは0.5メガパスカルを示しており、50メートルの水深に等しい圧力です。
圧力をかけたまま1時間の耐久実験にも合格しています。
火災対策実験
 
試験結果

専門家からも期待の声

宇宙技術を応用した避難シェルターで多くの命が守られることを期待しています
私は、宇宙で人間が生活するために必要な環境を作る研究をJAXAでしてきました。 矢野社長の「地震と津波で亡くなる人をなくしたい」という一途な想いに感動し、避難シェルターの研究・開発に協力させていただいております。シェルタージャパンの避難シェルターに装備する生命維持装置には、ゼオライトで炭酸ガスを除去して、酵素と炭酸ガスの濃度を一定に保つ技術を使っています。災害時には「自らの手で命を守る」という心がけも必要です。このシェルターが、日本はもちろん地震の多い世界の地域に広く普及し、人々の命を守ってくれることを期待しています。