「防災カルタ」・「防災ゲーム」
インターネットを検索すると、さまざまな「防災」と名の付くゲームが目に飛び込んできます。
どれも遊びを通して防災知識が付くように工夫されているものです。
その中でも「これは良さそう!」「ぜひ遊んでみたい!」と感じたゲームを厳選し、購入。
シェルタージャパンの社員4名(全員防災士!)が、防災カードゲームを調査するために体験してみましたよ!
しばし業務を忘れ、全力で取り組んでみた結果はいかに…?
寸評・感想を書いてみましたのでぜひお読みくださいませ(^^)!
防災なぞときかるた
(維新エンターテインメント)
楽しい防災カルタで童心にかえってカルタ遊びを楽しめる。盛り上がりすぎて避難所など周囲に配慮が必要な場所では少し注意が必要だ。
もう一つの「なぞとき」ゲームも秀逸。あれこれ考える時間が楽しく、答えがひらめくとスッキリする。
一人でもなぞときをできることや、4歳から遊べる点も嬉しい。
実は当社広報メンバーが(仕事を忘れて?)最も盛り上がったゲーム。
標語を読み上げ、すばやく札を早く取ろう!
対象年齢4歳以上
プレイ人数1~8人
所要時間1~20分
防災カードゲーム (幻冬舎)
シャッフル +(プラス )
「防災ライフハックを知ろう!」
「かんたんランタンの作り方」「屋内消火栓の使いかた」「緊急用トイレの作りかた」などの手順を4枚のカードを並べて完成させていき、正解するとポイントをもらえる。
カードを正しく並べられると嬉しい。「考えながら並べる」ことで作業の流れを理解しやすい。
スキップ、リバースなどの手札がUNOっぽくて楽しい。
インフラ、食事、防災機器、衛生に関する防災ライフハックも含まれており、いざというときに役立つ情報を得られる。
対象年齢6歳以上
プレイ人数3-6人
所要時間30分
災害そなえトランプ
(ビバリー)
「遊びながら災害対策、災害バックにも」
トランプの表面一枚一枚に防災のお役立ち情報が書かれていており、おなじみのトランプゲームを楽しみながら防災の知識を得ることができる。
「家具の地震対策」、「お家の防災グッズ」、「誰でもできる!骨折の応急手当」など、重要な対策や情報がイラスト付きでわかるようになっている。
私たちは「7ならべ」をやってみたが、カードを並べるときに思わず皆で内容を読み込んでしまう場面多々。
いつものカードゲームが防災知識を深める場になり、一石二鳥だ。
寄藤文平さん率いるデザイン事務所「文平銀座」のキャッチ―なイラストもR25世代には懐かしい!?
対象年齢12歳以上
カードゲーム いっしょに逃げてもいいのかな?(ドリーム)
「ペットと一緒に災害から逃れられるのか?」
災害時、ペットと一緒に同行避難する際にありがちなトラブルを、すごろく感覚でシミュレーションしていくカードゲーム。
全員で協力しないとゴールできない仕組みになっていて、勝敗で揉めることはない(笑)。
ワンちゃんネコちゃんのイラストがなんとも愛くるしい。
「ペットの防災」をテーマによく考えられたカードゲームである。
ルールの把握には説明書を読み込む必要があり、その分、じっくり防災に向き合いながら取り組むことができる。
犬・猫などペットも大切な家族の一員。飼い主さんはぜひトライを!
ややルールが複雑なため、事前にこちらの説明動画を見ておくとスムーズに取り組める。
対象年齢6歳以上
プレイ人数2-5人
所要時間20分
おわりに
4種類の防災カードゲームをご紹介しましたが、気になったカードゲームはありましたか?
防災ゲームをすることによって、遊びの中で自然と防災意識を高めたり、いざというときの知識を増やすことにつながります。
家族だんらんとして、これらの防災ゲームに取り組んでみてはいかがでしょうか?
きっと新たな気付きが得られるでしょう(^^)!
(A・H)