自治体の「家具転倒防止事業」ご存じですか? 2023.02.02
弊社が運営している防災アプリ「ヨウジン」では、「家具固定」を防災項目のひとつに挙げ、日々取り組んでいただけるようSNS等で周知しています。
家具固定は大地震時の家具の転倒によるけが防止、脱出経路確保の意味でも重要であり、かつ誰でもすぐに取り組める防災行動です。
とはいえ、高齢者や身体の不自由な方にとっては、金具や突っ張り棒を取り付けるのも一苦労。
各自治体の防災課窓口では、これらの取り付けを協力事業者が代行しつつ、費用を負担する助成事業を行っています(上限あり)。
お住まいの市区町村役所にぜひ問い合わせてみてください。
シェルタージャパンの本社がある静岡県浜松市でも「家具転倒防止事業」の活用を呼びかけています。
高齢者・身体の不自由な方の世帯に業者を派遣し、家具固定作業代を市が負担するというものです。
浜松市の実績として、2020年は18件、2021年は20件、2022年は34件と徐々に増えていますが、取り組みはまだほんの一部。
弊社は全世帯の家具固定実施を目指し、日々防災啓発活動に取り組んでまいります。